まみちゃんの日常～楽しいこと・美味しいことなどなど～

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翌日は前日終わった場所から始めました。スタートしたところから比べると川幅も広くなり、水深も深くなってゴムボートを降りて引っ張ることもなくなりました。２日目はスムーズに進んで聖蹟桜ヶ丘までたどり着くことが出来ました。しかし、渓流を進んでいた時と比べて水が汚くなっているため、Tシャツや水着からドブのような臭いがし、ゴムボートをたたんで電車で帰ったのですが、電車の中では迷惑だったようでした。

朝から夕方まで日陰のない川の上でゴムボートを漕いでいたので疲れ果てていました。電車の中で座りたいけど、座ったら電車の席が汚れるし、隣の人にも迷惑がかかるので立ったまま帰りました。泊めてもらっていた友人宅にたどり着くとクタクタですぐに寝てしまいました。  

友人と多摩川をゴムボートで下って羽田まで行こうという計画を実行したことがあります。

スタートはサマーランドの前。まだ多摩川ではなく浅川です。少し下ると鮎つりをされている方がたくさんいるエリアがありました。そんな中をゴムボートで下る訳ですから釣りをしている人たちにとってはたまったもんではありません。別に邪魔をしようと思ってやった訳じゃなく、ただ通り道だったので仕方ありません。そんな怒声の飛び交う中を通り過ぎると関がありました。さすがに直角に落ちるような関をゴムボートで進むことは出来ません。関だけはゴムボートを二人で持ち上げて関の下まで降りてそこから再スタートです。

渓流のような流れだから速く進むように思っていましたが、水深がないのでボートをおりて川の中を引っ張って歩くようなところも多々ありました。朝から始めたのですが、結局一日目は八高線の線路のあたりまでしか進むことが出来ませんでした。さすがに夜は途中に関があったりしても怖いのでここでこの日は終わりにしました。

ちなみに一緒に下った友人は英会話の先生をしています。  

大学の卒業式前日に母親が来てくれました。

八王子の駅で待ち合わせをしていました。待ち合わせ時間に少し遅れてしまい走って八王子駅の改札前に着くと、見たことのない不安そうな表情で母親は立っていました。大阪からほとんど出たことのない母親ですから、不安だったんだなと思うと同時にかわいらしい人だなあと思いました。

若い男1人のアパート暮らしでお世話になった近所のおばちゃんに挨拶に行こうと言う母親。仕方なく連れていきました。母親は当然大阪弁しか話せません。僕の大阪弁でしたが、八王子で4年間住んでいた訳ですから東京の言葉にも慣れています。母親は話すテンポの違うおばちゃんとうまく話せていませんでした。丁寧な言葉遣いをしようと試みたり、気さくにタメ口みたいな言葉を使ってみたりと端で見ていて微笑ましかったです。
  

古臭い言い方かもしれませんが、青春時代を過ごした八王子。親元を離れ、はじめての１人暮らしを始めた地です。ご飯の炊き方も洗濯も掃除もやったことがなかったので最初は悪戦苦闘しましたが、だんだん慣れてきて、学校とバイトと麻雀に明け暮れた、まさに青春時代でした。

長房町と中野上町と台町に住んでいました。バイトをしている時に知り合った彼女とよく遊んでました。ある日、車のクーラーが壊れたことがありました。若くて自意識過剰な年頃だったからか、面白がってやったのかはよく覚えてませんが、「窓を全開で走っていたらクーラーついてないんじゃないかと思われるから窓しめて、涼しそうな顔して乗っとけ」なんて言って二人で汗だくで大笑いしながら乗っていたこともありました。懐かしい思い出です。  

１０代後半から２５歳までを過ごした八王子のブログを見つけたので登録してしまいました。

関西から八王子に出てきて、学生生活とアルバイト、卒業後も数年間は社会人として住んでいました。楽しい思い出ばかりです。上京当初はご飯が美味しくないとか、物価が高いとか、東京人は愛想が悪いとか文句ばかり言っていた覚えがありますが、慣れてくると美味しい店も探せばあるし、物価も都内に比べるとそれほどでないし、東京人の人間関係の距離感が心地よかったりとだんだんと東京が好きに、否、八王子が好きになってきました。

特に卒業して、社会人として暮らし始めてからは友達もたくさん出来て、毎日仕事が終わってから一緒に飲んでいた思い出ばかりです。今でも当時の友達と会うことがあるくらい仲の良い友達が出来ました。